どのエリア、いつの数字か
大阪府大阪市中央区で取引された中古マンションについて、2025年10〜12月(第4四半期)にまとまった価格の数字を見ていきます。この期間の取引件数は330件で、価格の中央値は4,450万円でした。中央値とは取引を価格順に並べたときにちょうど真ん中に来る値のことで、極端に高い・安い取引に引っ張られにくい指標です。
中央値と平均が離れている理由
今回のデータでは、中央値が4,450万円だったのに対し、平均は5,339万8,181円と、平均の方がかなり高くなっています。これは価格の幅が広いためです。実際の取引価格は530万円から1億9,000万円まで分布しており、高額な取引が一部含まれることで平均が押し上げられています。エリア全体の傾向をつかむには、平均よりも中央値の方が参考にしやすい数字です。
前の期間との比較
前の期間(2025年7〜9月)の中央値は3,500万円で、今回の4,450万円は27.1%の上昇にあたります。ただし、これは相場そのものが一様に動いたことを示すものではありません。四半期ごとに取引される物件の顔ぶれ(広さ・築年数・立地など)は変わるため、中央値もそれに応じて変動します。件数も前期の382件から330件に減っており、取引の中身が変われば中央値が動くこと自体は珍しくありません。
面積あたりの単価も見ておく
この期間の1平方メートルあたりの平均は95万1,807円で、平均面積は52.8平方メートルでした。総額だけを見ると「高い・安い」という印象を持ちやすいですが、部屋の広さが違えば総額も当然変わります。同じ総額でも面積が異なれば単価は大きく違うため、比較する際は面積あたりの金額も合わせて確認すると実態に近づきます。
この数字の読み方
ここで紹介した数字は、大阪市中央区で取引された中古マンション全体を集計した値であり、個別の物件の価格を示すものではありません。同じ区内でも、駅からの距離、築年数、階数、方角、建物の管理状態などによって実際の取引価格は大きく変わります。またこの期間の取引件数は330件で、区内の全物件からすればごく一部です。件数が少ないほど、1件1件の取引内容が中央値や平均に与える影響は大きくなる点も踏まえて見る必要があります。
大阪市中央区は大阪府内にあり、近畿圏に含まれる政令指定都市・大阪市の一区です。区としての詳しい位置づけや地域特性については、各種公表資料をご確認ください。
掲載内容は国交省が公表する取引価格情報の集計であり、個別物件の適正価格を示すものではありません。実際の取引価格は物件の個別条件により異なります。
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