どのエリア、いつの数字か
東京都千代田区で取引された中古マンションについて、2025年10〜12月(第4四半期)の価格をまとめます。この期間の取引件数は102件、価格の中央値は9,700万円でした。千代田区は東京都のほぼ中心に位置する特別区で、首都圏の中でも行政・業務機能が集まる区の一つです。
中央値と平均が離れている理由
中央値が9,700万円である一方、平均は1億2,673万5,294円でした。平均の方が高くなっているのは、取引された価格の幅が1,600万円から6億8,000万円と非常に広く、価格の高い取引が平均を押し上げているためです。こういう場合、平均よりも中央値の方が全体像をつかみやすい指標になります。
前の期間との比較
前の期間(2025年7〜9月)の中央値は6,400万円で、今回の9,700万円は51.6%の上昇でした。ただし、これは前の期間に取引された物件の顔ぶれと、今回取引された物件の顔ぶれが違うために起きている変化でもあります。前の期間の取引は139件、今回は102件と件数自体も変わっており、同じ条件の物件を継続して比べているわけではありません。この変化が今後も続くかどうかを示すものではない点にも注意してください。
面積あたりの金額で見る
この期間の1平方メートルあたりの平均は206万2,067円、平均面積は53.2平方メートルでした。総額だけを見ると高額に感じても、面積が広い部屋であれば1平方メートルあたりの単価は下がりますし、逆に狭い部屋が多く取引されれば単価は上がって見えます。総額と面積あたりの金額はあわせて確認した方が、価格の水準をつかみやすくなります。
この数字の読み方
ここで紹介した数字は、千代田区で取引された中古マンション全体を集計した値であり、個別の物件の価格を示すものではありません。実際の価格は、駅からの距離、築年数、階数、方角、部屋の向きや眺望などによって大きく変わります。また、取引件数が少ない期間ほど、1件の高額取引や安価な取引が全体の数字に与える影響が大きくなる点も踏まえて見る必要があります。今回は102件という取引がありましたが、それでも区全体の物件のばらつきをすべて均してしまうものではないことは念頭に置いてください。
掲載内容は国交省が公表する取引価格情報の集計であり、個別物件の適正価格を示すものではありません。実際の取引価格は物件の個別条件により異なります。
このサービスは、国土交通省の不動産情報ライブラリのAPI機能を使用していますが、提供情報の最新性、正確性、完全性等が保証されたものではありません
不動産取引価格情報(国土交通省)をもとに不動産取引価格トラッカーが集計・作成
本サイトはアフィリエイトプログラムにより収益を得ています。