東京都江東区で取引された中古マンションについて、2025年10〜12月(第4四半期)の価格をまとめます。この期間の取引件数は567件で、価格の中央値は7,700万円でした。
中央値7,700万円をどう見るか
567件の取引を価格順に並べたとき、ちょうど真ん中に来るのが7,700万円という数字です。一方、平均を取ると8,404万211円となり、中央値よりも高くなっています。これは価格の幅が大きいことが関係しています。今回の取引では最も安いもので200万円、最も高いもので2億5,000万円と、かなりの差がありました。平均は高額な取引の影響を受けやすいため、エリアの相場感をつかむには中央値のほうが目安になります。
件数についても触れておきます。567件という数はそれなりの規模ですが、それでも1件あたりの価格差が大きい市場では、どの物件が取引されたかによって中央値や平均は変動します。件数が少ない期間や狭いエリアで数字を見るときは、この点をより強く意識する必要があります。
面積と1平方メートルあたりの価格
総額だけを見ると物件同士の比較がしにくいため、1平方メートルあたりの価格も確認しておきます。今回の平均は1平方メートルあたり130万604円で、平均面積は62.9平方メートルでした。同じ総額でも部屋の広さが違えば、1平方メートルあたりの価格は大きく変わります。物件を比較する際は、総額と面積の両方を合わせて見ることが欠かせません。
前の期間との比較
前の期間である2025年7〜9月(第3四半期)の中央値は6,600万円で、755件の取引がありました。今回の7,700万円はこれより16.7%高い数字です。ただし、この変化の背景を特定の理由に結び付けることはできません。四半期が変われば取引される物件の顔ぶれも変わるため、立地や築年数、広さの違う物件が集まっただけでも中央値は動きます。この上昇が今後も続くかどうかを示すものではない、という点は押さえておいてください。
この数字の読み方
ここで示した数字は、江東区全体の中古マンション取引を集計した値です。個別の物件の価格を表すものではありません。実際の価格は、駅からの距離、築年数、階数、方角、部屋の向きなど、さまざまな条件によって変わります。同じ江東区内でも、条件次第で価格には大きな差が出ることを踏まえて数字を見てください。
江東区という場所について
江東区は東京都の特別区の一つで、首都圏に含まれるエリアです。区内には多様なタイプの住宅が存在しており、取引される物件の条件によって価格帯も幅広くなっています。今回まとめた数字は、そうした幅の中での一つの目安として捉えていただければと思います。
掲載内容は国交省が公表する取引価格情報の集計であり、個別物件の適正価格を示すものではありません。実際の取引価格は物件の個別条件により異なります。
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