東京都練馬区で取引された中古マンションについて、2025年10〜12月(第4四半期)の価格をまとめます。この期間の取引件数は281件で、価格の中央値は4,300万円でした。
中央値と平均の違い
中央値の4,300万円に対し、平均は4,452万5,266円と、平均の方がやや高くなっています。これは価格の幅が広いことが背景にあります。今回の取引では最も安いもので650万円、最も高いもので1億1,000万円と、価格の開きが大きく出ています。高額な取引が一部あると平均は引き上げられやすいため、全体の水準を見るときは中央値を中心に見る方が実態に近づきます。
281件という取引件数について
今回の集計は281件の取引をもとにしています。これは前の期間(2025年7〜9月)の395件より少ない件数です。件数が多いほど数字は安定しやすく、逆に件数が少ない区分では、たまたま高額な物件や低額な物件が混ざるだけで中央値や平均が動きやすくなります。区全体でこの件数がある場合は一定の目安になりますが、駅ごと・築年数ごとに絞り込むとさらに件数は少なくなる点は留意しておきたいところです。
中央値が30.3%上がったこと
前の期間(2025年7〜9月)の中央値は3,300万円で、今回の4,300万円はそこから30.3%の上昇です。取り上げているのはこの変化幅が大きかったためですが、上昇の理由を特定することはできません。四半期ごとに取引される物件の広さ・築年数・立地などの顔ぶれが変われば、それだけで中央値は上下します。この数字が今後も続くかどうかを示すものではなく、あくまで今回集計された取引の結果です。
面積あたりの価格で比べる
今回の平均面積は58.1平方メートルで、1平方メートルあたりの平均は76万2,679円でした。総額だけを比べると広さの違いが反映されないため、同じ地域内でも部屋の広さが違えば総額の差は当然大きくなります。物件同士を比べる際は、総額に加えて面積あたりの単価も合わせて確認すると、実態に近い比較がしやすくなります。
この数字の読み方
ここで紹介した数字は、練馬区全体で取引された中古マンションの集計値であり、個別の物件の価格を示すものではありません。実際の価格は、駅からの距離、築年数、階数、方角、管理状態などによって大きく変わります。練馬区は東京都の特別区の一つで、首都圏に含まれる区です。区内という広い範囲の平均的な傾向として捉え、具体的な物件の価格を知りたい場合は個別の取引事例や公表資料を確認することをおすすめします。
掲載内容は国交省が公表する取引価格情報の集計であり、個別物件の適正価格を示すものではありません。実際の取引価格は物件の個別条件により異なります。
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